令和5年3月12日(日) 秋葉台文化体育館にて
藤沢市は19年程前よりパラスポーツに取り組んでおり、2021年10月1日に同市が「スポーツ都市宣言」を制定したことにより、積極的にパラスポーツ大会を誘致しております。このたびのボッチャ競技大会は、さらなるパラスポーツの推進を図るため、子どもから高齢者まで、障がいの有無にかかわらず、参加できる大会となりました。
競技参加者の122名が体育館に集い、大変にぎやかな大会となりました。ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。 ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。手軽にできるカーリングのような競技だと感じました。
体育館内に鍼・マッサージケアブースを設け、51名の選手の施術にあたりました。障がいのある選手には、車いすのままでの施術やベットへの移動など注意を払いながらの施術になります。日頃、障がいの方への施術に経験が少ない方は、先輩や理学療法士の資格を持つ先生の施術に興味をもって勉強をされていました。さらに、空き時間にはボランティアの先生の勉強会が始まったりとスキルアップも含め有意義な時間だったと思います。
今回も、施術をとおし、身体のお悩み、フレイル予防などをお伝えし、はり・きゅう・マッサージの普及啓発にも努めました。来年度も競技大会の日取りが決定しておりますので、さらなる、知識と技術をもって施術やケアに望んでまいります。